「呪術と夢見/イーグルの贈り物 」カスタネダ著

画像私は鳥が好きです。空を飛べるということはすごいことだと思います。

今日はイーグルの話です。

60年代、ヒッピーの愛読書であったと言われる、カルロス・カスタネダの「イーグルの贈り物」という本の中のイーグルについて。

ここではイーグルとは、宇宙の摂理のこと。

深遠でミステリアス、悲しくて、でも同時に歓喜の内容です。なぜ悲しいかというと、通常の人間には輪廻を超えるだけの叡智やパワー、精神力がないからです。そして人生が終了するとイーグルという巨大なものの中へ吸い込まれていく。これって、現象人間を生きた後は無に帰す。みたいなすさまじい寂しさがあります。以下、ちょっと抜粋してみます。かなりシャーマニックです。

「生命を持つあらゆるものの運命を支配している力は、イーグルと呼ばれる。その理由は、それがワシでもワシに関係したものを持っているからでもなく、見る者(シャーマンの見る者)に真っ黒で巨大なワシとして姿を現すからだ。ワシのようにまっすぐ立ち、その高さは無限に伸びている。見る者がイーグルの黒をじっと見つめると、四つの炎がイーグルとはどんなものかを明かしてくれる。」

「イーグルは、一瞬前まで地上に生き、この瞬間には死んでいるあらゆる生き物の意識をむさぼり喰っている。そうした生き物は、自分の存在理由であった自分の主に会いに、群れをなすホタルのようにイーグルのくちばしのところへふわふわとやってくる。イーグルはこうした小さな炎を解放し、なめし工が皮をなめすように平らにし、それから喰う。なぜなら、意識はイーグルの糧だからだ。」


しかし、同時にイーグルは、意識を不滅にするための贈り物もしていて(ここが矛盾。宇宙って矛盾でいっぱいです)あらゆる生き物は、そう望めば、自由への突破口を探し、そこを通り抜ける力を授けられるのです。通り抜けるとそこは歓喜・至福の世界だと思います。その突破口を通りぬけるっていうのはいわば解脱という意味でしょう。これは喜びですね。

「見る者にとってイーグルが何をほしがっているかを知るには、その行動から判断するほかない。イーグルは、どんな生き物の事情にも動じたりはしないが、そのそれぞれに贈り物を授けつづけている。それぞれの生き物は、そう望めば、独自のやり方で意識の炎を持つ力、死んで喰われてしまえという命令にそむく力を与えられる。」   

突破口を通りぬけるものでありたい!と思いませんか? この究極の願いを持つ人々、今はとても多い時代だと思います。昔と違って、覚醒した人が、一人、二人とアセンドするのではなく、今は皆がアセンションをしていく時代。未曾有のアセンション到来の時代、まあいろいろあっても、とてもラッキーなことだと思います。

引用:呪術と夢見/イーグルの贈り物 カルロス・カスタネダ著